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育てる関係

第10回公開シンポジウム

『父親の子育て・母親の子育て-自立する親と子のための健全な分離とはー』

心の危機と臨床の知
第10回公開シンポジウム
『父親の子育て・母親の子育て-自立する親と子のための健全な分離とはー』

日    時 :2010年7月24日(土) 12:30受付開始 13:00~17:30
場    所 :甲南大学5号館511教室
シンポジスト:大日向雅美(恵泉女学園大学/発達心理学)
        新道 賢一・濱田 智崇・川口 彰範(甲南大学/臨床心理学)
        中里 英樹(甲南大学/家族社会学)
        根ヶ山光一(早稲田大学/発達行動学)
指 定 討 論 :穂苅 千恵(山王教育研究所/臨床心理学)
司    会 :高石 恭子(甲南大学/臨床心理学・学生相談)

参加無料・事前申込制 (定員300名)
託児室あり(1名につき500円)
託児受付は定員に達しましたため、終了いたしました。

参 加 方 法 : メールにて下記アドレスにお申し込みください。
        件名を「公開シンポジウム参加申込」とし、
        ①参加者氏名、②ご住所、③年齢、④職業、
        ⑤託児希望の有無(お子様のお名前、性別、月齢)をご記入の上、お送りください。
        kihs_info@yahoo.co.jp【締切:7月10日】
※参加の可否は後日メールにてご連絡いたします。
携帯からお申し込みの場合は、上記アドレスの受信許可設定をお願いいたします。

<プログラム>
■受付開始  ・・12:30
■ご挨拶   ・・13:00~13:20
■第1部 講演 ・・13:20~15:30
 大日向雅美 「母性愛神話と今日の子育ての課題」
 新道 賢一・濱田 智崇・川口 彰範 「ママも知らない? パパの子育てー乳幼児をもつ父親の調査から」
 中里 英樹 「『ワーク・ライフ・バランス』を超えてー仕事と生活の統合モデルから見る子育て」
 根ヶ山光一 「子別れと父親について」

■第2部 討議と質疑応答・・15:50~17:30
司会
 高石 恭子
シンポジスト
 大日向雅美・根ヶ山光一・中里 英樹・新道 賢一
指定討論
 穂苅 千恵

 
 近年のわが国では、うまく社会に出られずひきこもる若者や、結婚して子どもをもとうとしない若者が増えていると言われます。経済的な不況の問題もさることながら、背景には、なかなか心理的に自立した大人になれない子どもと、次世代を育て上げることに困難を抱える親との関係の問題があるように思えます。ときにその問題は、悲劇的な家族の殺傷事件となってさえ現れます。
 戦後わが国に導入された「自立」を目指す欧米式の子育て規範は、1980年代を境に、親子の一体感や愛着関係を重要視する密着型の育児へと大きく転換しました。その結果、子どもは母親の手で育てるもの、という根強い母性観の下、女性たちは核家族の閉塞的な環境のなかで、母子密着の育児を長く続けるというかつてなかった経験をしています。
 子育てには、終わりがあるはずです。しかし、私たちはそのゴールを見失ってしまっているのではないでしょうか。
 やがて子どもが自立し、一個の大人になるためには、親もまた自立し、子どもと別れる痛みに耐えていかねばならないのに、その過程がうまくいっていないのです。 今回のシンポジウムでは、これまでの子育て研究ではあまり触れられてこなかった、「親子の健全な分離」「父親の意識と役割」という切り口から、これからの子育てに求められるものは何か、共に考えてみたいと思います。